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2003年5月7日(水) 怒濤のウィーンカフェ研修

今日のウィーン    今日のウィーンもドッピーカン、でも朝はまだ20度で爽やかです。朝食後に研修団はホテル・ザッハーに行ってきたとか、立派なんですがケーキは食べてないだと。さっそく怒濤のカフェ研修に出発します。街の中にあるものすべてが芸術品と言ってもおかしくない、そのスケールに圧倒される研修団でした。

ハイナー    一軒目はカフェ・コンディットライ・ハイナー。表でケーキを売っていて、中で食べることもできるカフェです。まずはケーキケースに陣取って、自分の食べたいケーキを選びます。そして売り場のおねえさんに告げて喫茶室に入ります。今度は飲み物の注文を聞きにきてくれて、ケーキと一緒に持ってきてくれるシステムです。朝から一人一個いってしまう研修団でした。

オーバーラー    二軒目もカフェ・コンディットライで、自然派ヘルシー思考のオーバーラー。同じくケーキケースをじっくり見て決めます。外にパラソルが立っているので、そこでいただくことにしましょう。ぼくはアップフェルストゥリューデルです。ドイツの定番お菓子で、シナモンを入れたアップルをパイ生地で包んだもの。ここでも一人一個いってしまう研修団でした。いや、りっぱ。

スルッカ    予定の時間より早く進んでいるので、しっかり歩いて次のカフェに向かいます。三軒目もカフェ・コンディットライで、市庁舎の近くにあるスルッカです。ここでお昼にしましょう。カフェ・コンディットライでは、お総菜も並べてて、軽く食事を取ることもできます。ぼくは旬のホワイトアスパラガスをビーフで包んだものにしました。これまたうまい。ここでもケーキまでいてしまう面々でした。

ツェントラル    アルコールもちょっと入って非常に暑い。市庁舎前の公園でしばし休憩です。湿気がないので木陰は非常に涼しいのですが、太陽が強烈です。ブルク劇場を拠点にして、迷いながらも着いたのは四軒目。純然たるカフェ・ツェントラルです。さすがに暑いからアイスカフェを頼むメンバーですが、その巨大さにも圧倒されておりました。テキパキしたウェイターの動きが非常に参考になったようです。

グリーヒェン・バイスル    さて夕食は、1447年創業のウィーン最古のレストラン、グリーヒェン・バイスルです。店内に陣取って、お飲み物から。やっぱりビールでしょうと、チェコのウルケルです。苦み走った(だけ?)ビールでした。日本語メニューもあるんだけど、ほんとは原語のメニューで決めたいものです。ぼくは前菜に旬のシュパルゲル・ホランダー(アスパラガスのオランダソース)メインにグヤーシュです。暑いのと塩辛いので汗をかきつつたいらげました。
生演奏も雰囲気作り(332Kbyte)

カフェ・ハヴェルカ    カフェでにぎわうグラーベン通りまで帰ってきて、本日最後の研修場所はカフェ・ハヴェルカ。夜のハヴェルカもいいもんですなあ。ほっこりするのですが、さすがに皆さんはお疲れの様子、今日も一日暑かったしねえ。目が覚めるような苦いクライネ・モカ(エスプレッソ小)を飲みつつ、本日の研修を振り返ります。朝から飛ばしに飛ばして8軒ですか、ちょっと多すぎるのかも知れませんね。印象が薄まってしまわないか心配です。


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